武田晴信(市川亀治郎)と武田信虎(仲代達矢)は、仲が悪いというより、親子なのになんか相性が悪いのでしょう。お互いのやることなすことが、どうもしゃくにさわるという関係なのでしょう。
親子だから必ずしも仲がいいとは、限らないものです。
結局、いきつくところは、父の信虎を駿河に追放という結果になってしまいます。
まあ、廃嫡されそうになったら、そうするしかなかったでしょう。
そして、武田晴信(市川亀治郎)自身は、三条夫人(池脇千鶴)との間にできた
嫡男・武田義信を廃嫡し、自殺においこんでるのですから、。う~ん なんともはや。
私の記憶では、これほど、父と子が仲がわるい例をあまり知らない。
どっちかというと、母親が弟のほうを溺愛して、お家騒動になったのは、いくつか知っている。
有名なのは、織田信長と伊達政宗である。どちらも、父親は、こいつは、優秀だと目をかけている
にもかかわらず、母親が弟のほうを溺愛して、跡目にしたいと願うようになる。弟のほうも、その気になるので、結局、兄が弟を殺すという形で決着する。
武田家の場合は、弟と晴信は、仲がいい。弟も兄をさしおいて、自分が跡目を継ごうと思っていない。
なぜか、父親の信虎のみが、晴信を毛嫌いしているのである。